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研究室紹介 - 新井研究室 (電磁波研究室)

今日,我々が手にしているスマートフォンは,日本国民の7割が所有しているといわれ, 今後ますます,所有率が増大していく見込みであり,我々の生活に欠かせないものとなっています. また,モノがインターネットにつながるIOT(Internet of Things)が広がり,あらゆる電子デバイスがインターネットに繋がっていくと言われています. こういった無線通信デバイスの普及から,データ伝送量は増大の一途をたどっており,周波数資源が不足しているため, ミリ波や光といった,従来では用いられていない周波数でのアンテナが必要となります. 従来の周波数帯のアンテナにも,より小型で低損失かつ,放射方向をコントロールするなどの高い機能が求められています. 更には,効率的な通信のため,室内や屋外などでの電波の伝搬環境を評価することも重要です.

我々の研究室では,こういった無線技術の根幹を支えるアンテナ及び電磁波に関連する研究を行っています. 具体的には,アンテナのハードウェアの設計と実験,電磁界の解析手法(MOM法やCM法,FDTD法など),屋外及び室内の電波の伝搬環境の評価研究(MIMOやレイトレース法)などを行っています.

研究プロジェクト

  • パッシブ型28GHZ帯基地局アンテナの構成法の研究
  • 5Gアンテナとエリア構築に関する研究
  • 次世代自動車用情報通信アンテナ開発における評価方法の研究
  • 次世代(5G)ネットワーク製品の試験技術およびアルゴリズムの研究開発
スタッフ WEB キーワード
新井 宏之 教授 アンテナ工学,衛星通信,移動体通信,マイクロ波工学
ROHANI Bakar 助教 MIMO Antenna for Small Base Station, Beamforming and Polarization Diversity Technique, Channel Capacity