
音楽,画像,映像,放送,通信など,ディジタル技術は我々の生活の様々なシーンに関わっており,ディジタル信号を取り扱うための信号処理の知識はエンジニアとして必要不可欠なものとなっています.実際,卒業して会社に就職すると,こうした知識が必要になる場面が多いそうです.
コンピュータや携帯電話などのディジタル機器では,実際にはどのようにディジタル信号を扱っているのでしょう.これらの機器は,連続的に変化する信号(アナログ信号)をそのままの形では扱えませんので,アナログ信号を標本化(サンプル),量子化,さらに符号化して,ディジタル信号として扱います.こうした処理が信号に与える影響を正しく理解したうえで,回路や機器の設計・制作を行うことが求められます.
本研究室では,ディジタル情報を取り扱うための信号処理の知識を基盤として,スパース正則化や最適化手法の知識,DSP(ディジタルシグナルプロセッサ)上での実装技術などをもとに,移動体通信,画像処理,音声・音響信号処理,適応信号処理などの幅広い応用研究を行っています.
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市毛 弘一 | 准教授 | 信号処理,数値解析,電磁界解析,無線通信,画像処理 |