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研究室紹介 - 関口研究室

人類の繁栄を支える「エレクトロニクス」は電子の持つ「電荷」を利用していますが、さらに電子の持つ「スピン」という磁石の源の性質を活用する工学応用や新しい物理現象を研究する領域が「スピントロニクス」(未来型電子工学)です。スピンを活用すると劇的に電気消費量が低減でき、また自然界からエネルギーを回収しながら動作するデバイス原理を構築できるため(エナジーハーベスティング)、省エネルギーで動作する論理演算デバイスや情報転送デバイスなどを作り出せると考えられています。本研究室では、ナノテクノロジー(マグノニクス、マグノニック結晶、磁気光学)を積極的に取り入れた応用展開で、この新分野に取り組んでいきます。

研究プロジェクト

  • 超低電力マグノンデバイスの基盤技術創出 平成23年4月~平成29年3月
    - 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業さきがけ大挑戦型 代表
  • ナノスケールで構造を制御した人工磁気格子とその光学応用 平成26年4月~平成31年3月
    - 科学研究費 基盤研究(S) 分担
  • 光と電気によるマグノニクス 平成24年,平成27年
    - 慶應義塾先端科学技術センター指定プロジェクト 代表
    - 慶應義塾先端科学技術センター指定プロジェクト 代表
  • マグノン量子凝縮の電気制御 平成25年4月~平成28年3月
    - 科学研究費 若手研究(A) 代表
  • 界面スピン制御によるナノマグノニクス 平成28年4月~平成31年3月
    - 科学研究費 挑戦的萌芽研究 代表
    - 科学研究費 基盤研究(A) 代表
スタッフ WEB キーワード
関口 康爾 准教授 マグノニクス、マグノニック結晶、磁気光学